唄声に癒される

CDプレイヤーなどとうに持ってなく、スマホやパソコンに取り込んでしまえば二度と開くこともないのに、今でもCD購入派です。古臭い自分に呆れますが、お気に入りのモノは部屋の片隅に置いておきたい性分なのです。

サム・スミスの3rdアルバム「Love Gose」。2020年5月に発売予定でしたが、コロナウィルスの影響で延期になっていました。過去2枚のアルバムをかなりのヘビロテで聴いていて、3rdアルバムの発売を今か今かと待ち望んでいた私にはとてもショックでした。それが10/30日に発売されていたことを知らなかった自分に愕然とします。しかし、驚きが嬉しさを倍増してくれました。

相変わらずの歌唱力と澄んだ歌声に心癒されます。なぜか、いくら聴いていても飽きないという、私にとって貴重なアーティストなのです。日本の歌手でいうと、宇多田ヒカルの歌声に同じような感覚を覚えます。自分がゲイであることを公言しているサム・スミスには、過去に様々な心の葛藤があったのでしょう。そんな経験があるからこそ、人の痛みがわかる彼の歌は心に響くのではないかと想像したりします。と、勝手に書いてみましたが、実は私、英語なんてまったくわかりません。勉強が大嫌いでしたから。なので邦楽のように歌詞を噛みしめながら聴けないのは残念ですが、それでも彼の曲が大好きなのです。