T's Eye 東京散歩

東京在住独身男のたわいもない写真と独り言

大人の遊び場で1時間

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日本橋 丸善書店。大人になり、大型書店は私の遊び場となりました。絶対に失くなって欲しくない場所です。ここで、面白い書籍を探す愉しみ、出会う悦び。

 

京都大学名誉教授の永田和宏さんは著書「知の体力」の中で読書について書いています。

本を読むというのは、ただ知識を得たり物語を楽しむだけではない。読書をする意味は、自分が何も知らない存在だったことを知ること。自分とは違う生き方や考え方を知ったり、さまざまな場面や心情を想像させられたり、先人たちの知恵や知識を教わることで、そんなことも知らなかったのに偉そうに語っていた(生きていた)自分を反省できるようになる。自分は絶対などではなく、自分の知っていたことなど世界のほんの一部でしかないのだと自覚できる。そうなれば、自分を客観的に見ることができ、自ずと他人との接し方も変わってくるし、新たに学ぶことや知ることの喜びも溢れる。

と、確かこんな感じのことが書かれていて、妙に納得させられました。私の勝手な解釈ですからもし間違っていたらすみません。